この記事は、NVD(2026/10/16公開)の公開情報をもとにまとめています。最新の状況は、下の参考情報にある公式情報で確認してください。

突然サイトや管理画面が真っ白になってしまった場合、慌てずにまずはサーバー上のプラグインを一時的に停止して表示を復旧させることが最優先です。この記事では、原因の切り分けと安全な対処手順を専門用語を避けて解説します。

このエラーの意味

「画面が真っ白になって何も表示されない」という状態は、WordPressの裏側で処理が追いつかなくなり、エラーが発生してサイト全体が停止しているサインです。専門的には「ホワイトスクリーン」と呼ばれます。通常はエラー内容が表示されるはずですが、セキュリティ設定やPHPの設定により、あえて何も表示しない設定になっている場合にこの現象が起きます。

今このエラーが増えている理由

現在、WordPressプラグイン「Theme My Login」の脆弱性(CVE-2026-89079)が報告されています。この脆弱性は深刻度が高く(CVSS 9.8)、第三者による権限昇格の恐れがあるため、プラグインの更新やサーバー環境の変更を行った際に、システムとの不整合からエラーが発生するケースが増えています。公式情報については、NVD(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-89079)にてご確認ください。

まずサイトの表示を元に戻す方法

作業を行う際は、念のためサーバーのファイル構成をバックアップしてから進めてください。

  1. 直前に何をしたか思い出す:プラグインの更新やPHPバージョンの変更など、直近で行った操作が引き金になっている可能性が高いです。
  2. サーバー環境の確認:もしPHPのバージョンを変更した直後であれば、まずは元のバージョンに戻して表示が直るか確認してください。
  3. プラグインの停止:FTPソフトやレンタルサーバーの「ファイルマネージャー」機能を開きます。「wp-content/plugins」というフォルダの中にある「theme-my-login」というフォルダ名を「theme-my-login-old」のように変更してください。これでプラグインが強制的に無効化され、サイトが表示されるようになります。

根本的に直す方法

サイトが表示されたら、根本的な解決に進みます。

  1. エラーログの確認:サーバーの管理画面で「エラーログ」を確認してください。どのファイルでエラーが起きているかが記録されています。
  2. プラグインの更新:Theme My Loginの最新バージョンが公開されているか確認し、更新を行ってください。古いバージョンのまま運用することはセキュリティ上のリスクが高いです。
  3. 専門家への相談:エラーログの内容を自分で判断できない場合は、ログを控えた上で、WordPressのサポートを行っている専門家やサーバーのサポート窓口へ相談してください。

エラーを出さずに更新するための準備

  • 作業前のバックアップを習慣にする:何かが起きたときにすぐ元に戻せる状態が一番の安心です。
  • 開発環境で試す:可能であれば、本番サイトと同じ環境を別枠で作り、更新しても問題ないかテストしてから本番に反映させるのが理想です。

まず確認しておきたいこと

  • 現在のWordPressとプラグインのバージョンは最新か
  • サーバーのPHPバージョンは推奨されているものか
  • 直近でプラグインの更新や設定変更をしたのはいつか

参考情報


エラーが直らない・自分で触るのが不安な方へ WordPressのエラーやPHPの切り替えでお困りの方は、お問い合わせページからお気軽にご相談ください。サイトの状態を確認したうえで、何から手を付ければよいかをご案内します。