この記事は、NVD(2026/10/16公開)の公開情報をもとにまとめています。最新の状況は、下の参考情報にある公式情報で確認してください。
この記事の結論:サイトが真っ白になったのは、プラグインの不具合が原因です。まずは届いている通知メールを確認し、指示に従って「リカバリーモード」から問題のプラグインを停止してください。
このエラーの意味
サイトに「このサイトで重大なエラーが発生しました。」と表示される場合、サイトの裏側で動いているPHPというプログラムが、致命的な不具合(Fatal error)を起こして停止しています。
WordPress 5.2以降では、エラーの内容をそのまま表示すると悪用されるリスクがあるため、あえて情報を隠してこのメッセージを表示する仕組みになっています。
今このエラーが増えている理由
今回のニュースにある「My Calendar」プラグインに関して、外部から悪用される可能性のある深刻な脆弱性が報告されました。この修正や更新作業の過程で、お使いの環境とプログラムの組み合わせによっては、表示が止まってしまうことがあります。
この問題はCVSS(深刻度)スコアが9.8と非常に高く、公式情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-104798)でも注意喚起されています。安全のため、最新版への更新は必要不可欠ですが、更新時に今回のようなエラーが発生することがあります。
まずサイトの表示を元に戻す方法
エラーで管理画面にも入れない場合、まずは以下の手順でサイトを復旧させます。作業前には、必ずサーバー上のデータをバックアップしてください。
- メールを確認する:WordPressの管理者メールアドレスに「サイトで技術的な問題が発生しています」という件名のメールが届いていないか確認してください。メール内に原因となったプラグイン名が記載されており、その中のリンクから「リカバリーモード」でログインできます。
- プラグインを停止する:リカバリーモードでログインできたら、プラグインの一覧画面から「My Calendar」を停止してください。これでサイトの表示が戻ります。
- PHPバージョンを戻す:もしPHPの更新直後にエラーが出た場合は、サーバーの管理画面から、一時的に以前のPHPバージョンに戻すことで表示が復旧することもあります。
根本的に直す方法
表示が戻ったら、以下の手順で根本的な解決を図ります。
- 最新版へ更新する:まずは「My Calendar」が最新の状態になっているか確認してください。更新することで脆弱性が解消される場合があります。
- 代替策を検討する:更新してもエラーが消えない場合は、一度プラグインを削除し、開発元の公式サイトを確認して正しく再インストールするか、代替のプラグインを検討してください。
- 動作を確認する:プラグインを最新の状態にして正常に動くことを確認してから、PHPのバージョンアップなどの作業を再度行ってください。
エラーを出さずに更新するための準備
- バックアップをとる:プラグインの更新やサーバー設定の変更前には、必ず最新のバックアップデータを保存してください。
- 常に最新状態にする:WordPress本体だけでなく、プラグインもこまめに更新して最新の状態を保つことが、脆弱性対策として最も重要です。
まず確認しておきたいこと
- サイト運営者に「サイトで技術的な問題が発生しています」という件名のメールが届いていないか確認する
- サーバーのバックアップ機能が有効になっているかを確認する
- 詳細が不明な場合は、無理にプログラムを触らず、専門家やサポート窓口に相談する
参考情報
- https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-104798
- https://plugins.trac.wordpress.org/browser/my-calendar/tags/3.8.6/my-calendar-navigation.php#L248
- https://plugins.trac.wordpress.org/browser/my-calendar/tags/3.8.6/my-calendar-navigation.php#L260
- https://plugins.trac.wordpress.org/browser/my-calendar/tags/3.8.6/my-calendar-output.php#L1622
エラーが直らない・自分で触るのが不安な方へ WordPressのエラーやPHPの切り替えでお困りの方は、お問い合わせページからお気軽にご相談ください。サイトの状態を確認したうえで、何から手を付ければよいかをご案内します。
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