WordPressサイトを表示した際に「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません。」というメッセージが表示されてお困りではありませんか?
この表示は、WordPress本体やプラグインの更新が何らかの理由で途中で止まってしまった際に発生します。以下の手順で解決を試みてください。
今すぐ直したい・自分で触るのが不安な方へ:エラーの原因の特定から復旧まで代わりに対応します。お問い合わせページからご相談ください(料金の目安/ランサーズからのご依頼)。
なぜサイトがメンテナンス中と表示されるのですか?
WordPressは更新の直前に自動的に「.maintenance」というファイルをサーバー上に作成します。通常、更新が完了すればこのファイルは自動的に削除されます。しかし、何らかの理由で更新が途中で止まると、このファイルが残ったままになり、サイトがメンテナンスモードの表示を続けてしまいます。
サイトを元の表示に戻すにはどうすればよいですか?
まずは落ち着いて、以下の手順でファイルを削除して表示を戻しましょう。作業前には必ずサーバーのバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
- 数分待ってから、もう一度サイトにアクセスして表示を確認してください。
- それでも表示が消えない場合、FTPソフト「FileZilla」を使用してサーバーへ接続します。「ファイル」メニューから「サイトマネージャー」を開き、お使いのサーバー情報のホスト名、ユーザー名、パスワードを入力して接続してください。さくらのレンタルサーバのヘルプ「Filezillaを利用したい」によると、暗号化設定はサーバー会社の案内に合わせる必要があり、パッシブモードでの接続が推奨されています。
- サーバー内のWordPressフォルダ(index.phpなどがある場所)を開きます。
- その中に「.maintenance」というファイルがありますので、右クリックして「削除」を選択してください。
- 削除後、ブラウザでサイトを表示して正常に表示されるか確認します。
- もし管理画面の更新が途中で止まっていた場合は、管理画面にログインし直して更新を再開してください。
W3 Total Cacheの更新で気を付けるべきことはありますか?
W3 Total Cacheは、サイトのパフォーマンスを最適化するプラグインとして90万以上のサイトで利用されています。WordPress.orgのプラグインページによると、最新版は「2.11.0」です。更新の際は、まず現在のバージョンを確認し、公式の更新履歴をチェックしてから実施してください。
今回のニュースとセキュリティの関係は?
NVD(2026年10月2日公表)によると、W3 Total Cacheの過去のバージョン(2.10.6まで)には脆弱性が報告されていました。この脆弱性は、特定のオプション(Remove query strings from static resources)が有効な場合に攻撃を受ける可能性があるものでした。最新版へ更新することは、こうしたセキュリティリスクへの対策としても非常に重要です。
自分で解決できない場合はどうすればよいですか?
もし上記の手順を試しても改善しない場合や、ファイルを操作することに不安がある場合は、無理をせず専門家へ相談してください。サイトの構成やサーバー環境によって操作が異なる場合があるため、各社サーバーのマニュアルを確認するか、WordPressのサポートフォーラム等で情報を探すことを検討しましょう。
出典・参考
- NVD「CVE-2026-87920(W3 Total Cache)」(2026年10月2日公表)
- WordPress.org のソースコード(Trac): 2.10.6 の BrowserCache_Plugin.php 208行目
- WordPress.org のソースコード(Trac): 2.10.6 の BrowserCache_Plugin.php 259行目
- WordPress.org のソースコード(Trac): 2.10.6 の BrowserCache_Plugin.php 336行目
- WordPress.org「W3 Total Cache」プラグインページ(説明・更新履歴)
- WordPress.org「W3 Total Cache」サポートフォーラム
- さくらのレンタルサーバ ヘルプ「Filezillaを利用したい」
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