WordPressサイトの画面が真っ白になり、何も表示されなくなると大変焦りますよね。特にプラグインの更新直後にこの状態になった場合、落ち着いて一つずつ確認すれば解決できます。

Popup Builderはどんなプラグインか

「Popup Builder – Create highly converting, mobile friendly marketing popups.」は、サイト上で画像ポップアップからカウントダウン、出口誘導(Exit Intent)まで、幅広い種類のポップアップを簡単に表示できるプラグインです。WordPress.orgの公開情報によると、200,000以上のサイトで利用されており、独自のJavaScriptやCSSでデザインをカスタマイズできる便利なツールとして愛用されています。

なぜエラーが起きているのか

今回のエラーには、プラグインの更新内容が関わっている可能性があります。

NVD(2026年10月31日公表)によると、Popup Builderのバージョン4.4.5以前には、認証を回避される脆弱性が存在していました。この影響はCVSS値9.1と非常に高く、ログイン不要で攻撃を受け、公開中のすべてのポップアップがゴミ箱へ移動させられるリスクがありました。これを受けて配布された最新版(4.4.6)では、この脆弱性の修正と、ポップアップが意図せずゴミ箱に入る問題への対策が行われています。

画面が真っ白になる現象は、PHPの処理が何らかの理由で停止し、画面の表示そのものが止まってしまったときに発生します。脆弱性修正のための大きなコード変更や、PHPの環境との相性によって、稀にこうしたエラーが引き起こされることがあります。

今すぐサイトを表示させる手順

まずはサイトを元に戻すことを最優先します。作業前には必ずサーバー上のバックアップをとっておいてください。

今回は、FTPソフトの「FileZilla」を使って、不具合を起こしている可能性のある「Popup Builder」のプラグイン機能を一時的に停止します。

  1. FileZillaを起動し、メニューの「サイトマネージャー」からご利用のサーバーに接続します。ホストやアカウント情報はサーバーの管理画面で確認してください。
  2. 接続後、右側のウィンドウで「public_html」の中にあるドメイン名のフォルダを開き、「wp-content」の中の「plugins」フォルダへ進みます。
  3. その中にある「popup-builder」というフォルダを探します。
  4. フォルダを右クリックして「名前の変更」を選択し、フォルダ名に「-off」などを付け加えて変更します(例:popup-builder-off)。

この操作によりプラグインが強制停止され、管理画面にログインできるようになります。ほかのサーバーやFTPソフトをお使いの場合は、各社のマニュアルで同じ操作を確かめてください。

今後の根本的な対応

プラグインを停止してサイトが表示されたら、以下の点を確認してください。

  • 最新版への更新: 現在のバージョンが4.4.6未満であれば、管理画面から最新版へ更新してください。
  • PHPのバージョン: このプラグインはPHP 5.3.3以上で動作しますが、最新の更新ではPHP 8.3/8.4への互換性が改善されています。サーバー側でPHPのバージョンを古くしている場合は、最新へアップデートすることも検討してください。
  • エラーログの確認: なぜ真っ白になったのか原因を特定するには、サーバー内に記録されている「エラーログ」を確認するのが最も確実です。ログの見方はサーバー会社のマニュアルを確認してください。

もし上記を行っても解決しない場合は、公式情報や利用中のサーバーサポートへ問い合わせることをお勧めします。

出典・参考

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