WordPressサイトを開いたとき、または管理画面にアクセスしたときに「画面が真っ白になって何も表示されない」という状態になると非常に不安になるかと思います。このエラーは、PHPやプラグインの更新によってプログラムの処理が停止した際によく発生します。

今回は、WordPressプラグイン「JSON API Auth」を利用している環境で、このトラブルが発生した場合の解決策と、更新時に注意すべき点について解説します。

1. エラーの原因について

画面が真っ白になる現象は、プログラムが致命的なエラーを起こし、WordPressがそれ以上処理を続けられなくなった際に起こります。

NVD(2026年10月2日公表)によると、このプラグインには深刻度の高い脆弱性が報告されていました。これに伴い、最新版の3.1.3ではセキュリティ上の大幅な仕様変更が行われています。旧バージョンからの移行や更新時、環境との不整合によって今回のエラーが発生している可能性があります。

2. まずサイトの表示を元に戻す手順

画面が真っ白で管理画面にも入れない場合は、サーバーのファイル操作を行い、強制的にプラグインを停止させることで元の表示に戻せることがあります。作業前には必ずサーバーのバックアップを取っておきましょう。

エックスサーバーをご利用の場合、以下の手順で原因となっているプラグインを停止できます。ほかのサーバーやFTPソフトの場合は、各社のマニュアルで同じ操作を確かめてください。

  1. XServerアカウントにログインし、「ご契約一覧 > サーバー」にある「ファイル管理」を開きます。
  2. WordPressをインストールしたフォルダの中の wp-content/plugins フォルダを開きます。
  3. json-api-auth というフォルダを探し、名前を json-api-auth-off のように変更します。
  4. この状態でサイトの表示を確認してください。これでサイトが表示されるようであれば、このプラグインが原因です。

※エックスサーバーのマニュアル「ファイルマネージャ利用方法」によると、JavaScriptを有効にしてログインする必要があります。

3. 更新前に確かめておくべきこと

「JSON API Auth」は、古いJSON APIプラグインに依存しているサイトのために維持されているプラグインです。WordPress.org のプラグインページによると、現在、新規のプロジェクトには「RESTful JSON API」の使用が推奨されています。

更新やインストールを行う際は、以下の点を確認してください。

  • PHPバージョン: 最新版を動作させるためにPHP 7.4以上が必要です。
  • 更新履歴の確認: 公式の更新履歴では、3.1.3でセキュリティ対策として「認証クッキーの生成にPOSTメソッドを必須にする」「古いJSON APIのキャッシュを消去する」といった大きな変更が加えられています。
  • 互換性: 動作確認済みのWordPressバージョンが最新であるか、公式ページで確認してから操作を行ってください。

4. 更新後のチェック項目

プラグインを更新した後は、以下の機能が正常に動作するか必ず確認してください。

  • validate_auth_cookie メソッド
  • generate_auth_cookie メソッド
  • get_currentuserinfo メソッド

今回の更新(3.1.3)では、認証の仕組みに厳格なセキュリティ制限が加わっています。もし上記機能を利用した外部連携を行っている場合は、連携先のアプリやプログラム側でも設定の見直しが必要になる可能性があります。

不明な点がある場合は、WordPress.org の公式フォーラムなどを確認してください。

出典・参考

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